チューニングをするときに、
6弦から順番にペグを回して
音をあわせていくと思います。
あなたは、1弦のチューニングをするときに
こんな経験はありませんか?
チューナーは
Eより低い音を表示している。
でも、これ以上ペグを回したら、
細い1弦は切れてしまうんじゃないか…。

実際に僕もこの不安は経験しました。
初めてのギターでチューニングも
ちゃんとわかっていなかったころの話です。
チューニング中、
1弦がE♭(Eより半音低い音)を
チューナーが表示していました。
「半音くらいだからこのくらいだろ〜」
と、少し多めに回したら
ブチッと1弦が切れてしまいました。
一瞬で切れた弦は、
どうやら左手の親指に
当たってしまったようで
気付いたときには
左手の親指から血が出ていました。
しかし、きちんと調べると、
あることをするだけで
ペグを恐る恐る回す必要も、
弦が切れることもなくなったんです。
そして、
このあることをしておくと、
チューニングが安定しやすくなったんです。
そのあることとは、
弦交換のときに、しっかり弦を伸ばす
実は、これにはキチンとした理由があります。
パッケージされているギターの弦は、
円状にまとめてあります。
弦も金属なので、
円の形に馴染んでしまっているんですね
ペグを回す=弦を引っ張ることです。
ペグが弦を引っ張る力に
弦が円状に戻ろうとする力が反発して
ブチッと弦が切れてしまうんです。
ですので、ギターの弦を張るときは、
必ずよく伸ばしてから
弦を張るようにしてくださいね。
弦がすでに張ってあるギターでも
弦が切れたり、音がずれるたりする
可能性はもちろんあります。
すでに弦が張ってあるギターでも、
弦を伸ばして馴染みやすくする方法を伝授します。
STEP1
1弦ならDやD♭になるくらいまで、
ペグを軽く緩めて下さい。
そうすると、
弦を引っ張る力が少し弱くなります。
STEP2
ペグを緩めるとペグの金属と、
ペグに巻き付いてる弦の間に隙間があきます
この隙間が、
チューニングを不安定にする原因です。
ペグの金属に弦を密着させるイメージで、
指板から水平に弦を軽く引っ張ってあげます。
こうすることで、
弦が馴染みやすくなり、
ペグとの隙間を埋めることができるんです。
弦交換のときに、
弦を引っ張りながらペグを回すのは
こういう理由からなんです。
STEP3
弦が馴染みやすくなって、
ペグとの隙間も埋まったので
普段通りチューニングしてみてください。
少しですが、ペグを回しやすくなって
切れそうな印象もなくなると思います!
このちょっとした作業をすることで、
弦が切れたり、その弦で怪我をすることも
なくなるのでぜひ試して見てください!
それでは、最後までお読み頂き
ありがとうございました。
WEBギター講師 凌
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